プラセンタ注射のご案内
プラセンタとは?
使用する胎盤(=プランセンタ)はヒト由来であり、胎盤には胎児が成長するのに必要な様々な栄養素が豊富に含まれており、0.1mmほどしかない受精卵を10か月で3kgほどの赤ちゃんに育て上げる働きをもっています。
この事から、プラセンタには計り知れないほどの栄養素が含まれていることが容易に想像できます。
プラセンタの歴史
紀元前400年ごろの医学の父とされるヒポクラテスも使用していたといわれています。また、歴史上では古代エジプトのクレオパトラ。楊貴妃、始皇帝っも使っていたと言われています。また、古くから中国ではプラセンタは紫河車(シカシャ)として漢方生薬として幅広く使われてきました。日本では1956年から更年期障害の治療薬として長きに渡って安全に使用されてきた歴史があります。
主な効果
- 更年期症状の改善(疲労感、不眠、イライラ、肩こり、のぼせ、冷え等)
- 美肌促進
- シミ・シワの改善
- 疲労回復
- 免疫力増強
- 抗アレルギー効果 等
接種方法
皮下注射
使用するプラセンタ製剤
保険適応
以下の疾患の場合のみ保険適応となります。
- 更年期障害、乳汁分泌不全⇒メルスモン
- 慢性肝疾患による肝機能障害⇒ラエンネック
その他(美肌、疲労回復など)
自費診療となります。
- ラエンネック又はメルスモン(適宜相談)
自費での価格(税込み)
初診料(再診料なし) | ¥1,500 | |
---|---|---|
接種料金 | 1アンプル | ¥1,500 |
2アンプル | ¥2,000 |
接種間隔
最初の1か月は週に2回を目処に接種をお勧めします。
3-4回接種した頃から効果を実感される方が多いようです。
注意事項
プラセンタ注射製剤はヒト由来臓器から製造されているため、現在まで安全性に問題はありませんが、念のための措置として献血や臓器提供ができません。