軽度認知障害(MCI)を早期発見する血液検査

こんな方におすすめです!

軽度認知障害を早期発見する血液検査のご案内

当院ではアルツハイマー型認知症の軽度認知障害を早期発見する血液検査を行っています。早期に発見できれは認知症に進行せず、認知症が治ることがあるからです。

2020年現在、高齢者のうち、5人に1人が認知症になるといわれています。認知症のうち、アルツハイマー型認知症は全体の60-70%をしめる認知症で、アルツハイマー型認知症を発症してから治療を始めても、効果を得られることが少ないのですが、軽度認知障害(以下MCI)のうちに生活習慣を改善したり、サプリメントを服用すれば、認知症への進行を防ぐことができる可能性があるといわれています。

また、MCIのうち、5年後には20%が本当の認知症に進行し、50%は現状維持、30%の方は回復するといわれています。軽度のうちに対策をしっかりとやっておけば軽度認知症は治る可能性がある!ともいえます。認知障害が軽度であるこの時期が大切なので、少しでも認知機能があやしいと思われる場合は、この検査を行い、血液検査の結果でMCIのリスクを4段階に評価、それに応じて対策を講じていくことが大切です。この時期を逸すると本当の認知症になってしまうことが多いので、MCIであるか否か、あるのなら、その程度はいかほどかを認識しておくことは、健康寿命をまっとうするためには大変重要な事であると思います。

なお、この検査はアルツハイマー型認知症の軽度認知障害を予測するものであり、血管性認知症やレビー小体型認知症等、その他の認知症については予測できず、全ての認知症の軽度認知障害について予測できる検査ではありません。

 

APOE遺伝子検査もご利用いただけます

APOE(アポイー)遺伝子検査とは

  • あなたの持っているAPOE遺伝子型を調べ、アルツハイマー病発症リスクを知り予防に繋げるのが、APOE遺伝子検査です。
  • 検査を受けるには、医療機関で5mLの採血をしてください。
  • 検査結果は医療機関から受け取ります。(2〜3週間後)

APOE遺伝子とアルツハイマー型認知症の関係

アルツハイマー型認知症(アルツハイマ病ー)は、アミロイドベータペプチドとい老廃物が脳に蓄積し、神経細胞に障害与えることが原因で発症することがかっています。

アミロイドベータペプチドの蓄積や凝集に関わる物質のひとつが、アポリポタンパク質Eです。それを司るAPOE遺伝子には、主にC(臼空)2、e3、e4の3種類あり、2つ一組で遺伝子型を構成しています。

E4の有無とアルツハイマー病発症との関係を調べると、e4を全く持たない遺伝子型に対して、c4を1つないし 2つ持っている遺伝子型のアルツハイマー病発症リスクは、下の表の通り約 3倍〜12倍高くなると言われています。

出典:Hsiung,G.Y., Sadovnick,A.D., Alzheimers Dement.2007より改変


価格 MCI検査とAPOE遺伝子検査のセット:\40,000(税込)
MCI検査(単体):\24,690(税込)
APOE遺伝子検査(単体):\18,500(税込)

保険診療外
※お支払いにクレジットカードも使用できますが、「Visa」「Mastercard」のみとなります。
結果 2〜3週間後に結果がわかります
詳しい検査結果報告書サンプルはこちら
MCI検査[PDF]
APOE遺伝子検査[PDF]

まずは当院までご連絡ください。来院日を予約していただき、来院時に検査についての説明と血液検査をさせていただきます。検査結果がわかる頃に再び来院していただき、医師が結果説明と生活面でのアドバイスをいたします。

30代から始める認知症回避

トップページに戻る